訪問リハビリの点数の基本と料金計算方法までわかりやすく解説
2026/04/18
自宅での生活を支えながら、必要なリハビリを受けられる「訪問リハビリ」。介護保険や医療保険を利用して受ける際には、サービスの提供時間や内容に応じて「点数(単位数)」が設定されており、この点数が料金や自己負担額の計算に直結します。
しかし、制度ごとに対象者や加算・減算のルールが異なるため、初めて利用する方や家族にとっては理解しづらい部分も少なくありません。
本記事では、訪問リハビリの点数の基礎知識から、最新の加算・減算ルール、地域別料金計算の方法までをわかりやすく解説します。読み進めることで、自分や家族が受けるサービスの費用イメージをしっかり把握できるようになります。
株式会社プラスアールは、理学療法士・作業療法士による訪問リハビリサービスを提供しております。ご自宅や施設へ直接お伺いし、移動が難しい方でも安心して専門的なリハビリを受けていただけます。株式会社プラスアールは、ご利用者様一人ひとりの状態や目標に寄り添い、無理のない最適なプログラムを提案いたします。また、ご家族や施設スタッフの方への助言や連携も大切にし、日常生活の質の向上を総合的に支援しています。さらに、より多くの方に質の高いリハビリを届けるため、ともに現場を支える理学療法士・作業療法士の採用にも力を入れており、専門性を活かしながら安心して働ける環境づくりを進めています。

| 株式会社プラスアール | |
|---|---|
| 住所 | 〒662-0866 兵庫県西宮市柳本町4−14 T TRAD CASA 1階 |
| 電話 | 0120-81-3907 |
目次
訪問リハビリの点数に関する基礎知識
訪問リハビリの点数とは?制度ごとの基礎知識
訪問リハビリの点数は、自宅でリハビリテーションを受ける際の報酬や自己負担額の計算基準となる非常に重要な指標です。介護保険と医療保険のいずれを利用するかによって、対象者や算定要件、単位数、料金体系が異なります。点数は「単位数」として定められており、利用者の状態やリハビリの内容、利用時間、加算の有無によって細かく変動します。最新の改定では、制度全体の見直しにより単位数や加算要件も新しくなっています。
訪問リハビリ 点数 介護保険の対象者と算定要件
介護保険による訪問リハビリは、要介護1~5や要支援1・2の認定を受けた方が対象です。主な算定要件は下記のとおりです。
- 介護認定を受けていること
- 主治医の指示書があること
- ケアプランに基づくサービス利用であること
- 指定事業所にて専門職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)がリハビリを実施
単位数は要介護度や訪問時間によって異なります。最新の基本単位は下表の通りです。
| 区分 | 20分未満 | 20~40分 | 40~60分 |
| 要支援1・2 | 298 | 308 | 614 |
| 要介護1~5 | 298 | 308 | 614 |
事業所によっては加算や減算も発生します。たとえば、マネジメント加算や地域連携加算などがあり、条件を満たすことで追加単位が加算されます。
医療保険の違いと適用条件
医療保険による訪問リハビリは、主に65歳未満の方や特定の疾病・退院直後の患者が対象となります。介護保険の対象外となる場合や、急性期から継続してリハビリが必要なケースで利用されます。算定要件としては以下のポイントが挙げられます。
- 医師の指示によるリハビリ指示書が必要
- 医療機関が訪問リハビリを実施
- 診療報酬点数表に基づいた算定
医療保険の点数(単位)は、介護保険よりやや高めに設定される傾向があります。同一建物減算などの減額要素もあるため、最新の報酬改定内容を確認することが大切です。
改定の主な変更ポイント
近年の改定では、訪問リハビリの単位数や加算要件が見直されました。特に、多職種によるマネジメント加算の強化や、要支援者向けの単位調整が行われています。これにより、利用者と事業者双方にとって、より公平かつ実態に即した報酬体系となっています。
訪問リハビリテーション費の単位数新旧比較(308単位)
直近の改定では、20~40分の基本単位が変更されています。下記のテーブルで新旧の単位数を比較できます。
| 比較例 | 20分未満 | 20~40分 | 40~60分 |
| 改定前 | 295 | 305 | 610 |
| 改定後 | 298 | 308 | 614 |
このように、いずれも数単位ずつ増加しており、利用者の負担額はわずかに増加しますが、サービスの質向上が期待されています。
要支援者の介護予防訪問リハビリテーション費の調整(298単位)
要支援者向けの介護予防訪問リハビリテーションについても、最新の改定で単位が見直されています。
- 20分未満:298単位
- 20~40分:308単位
この調整によって、要支援1・2の方も安定したサービスを受けやすくなっています。加算や減算の条件も介護保険とほぼ同様です。最新の点数表と合わせて、利用前には必ず確認するようにしましょう。
点数表の詳細と読み解き方
点数表の構成と基本単位(20分基準)
訪問リハビリの点数表は、サービス提供時間や要介護度、加算・減算の有無により単位数が細かく設定されています。基本的には20分を1単位とし、利用時間に応じて単位数が増減します。また、最新の改定により一部の単位数や加算内容が見直されています。
主な単位数は以下のとおりです。
| 利用時間 | 単位数(要介護1) | 単位数(要介護3) | 単位数(要支援1) |
| 20分未満 | 293 | 323 | 272 |
| 20~40分 | 587 | 646 | 544 |
| 40~60分 | 881 | 969 | 816 |
| 60分以上 | 1,175 | 1,292 | ― |
単位数は全国一律ではなく、料金は単価が異なるため、計算時には加算や減算も加味して報酬額が決まります。
単位数表と地域区分単価の関係
訪問リハビリの料金は、単位数に地域ごとに定められた単価をかけて算出します。地域によって単価が異なり、一般的に1単位あたり約10円~11.40円程度の幅があります。
- 地域区分例
- 1級地:11.40円
- 2級地:10.90円
- 3級地:10.70円
- 4級地:10.40円
- 5級地:10.00円
この単価×単位数で1回あたりの報酬額が算出され、自己負担額は所得に応じて1~3割となります。
40分・60分単位の点数計算例
40分単位の料金目安の具体例
40分間の訪問リハビリの場合、単位数は要介護度に応じて決まります。例えば要介護3の場合、969単位が標準となります。これに地域単価を掛け合わせることで、実際の金額が算出されます。
- 969単位 × 10.70円(3級地)= 10,368円
- 利用者負担(1割の場合):約1,037円
加算や減算がある場合は、さらに単位数が増減します。主な加算には、マネジメント加算や退院直後加算などがあり、条件を満たすと追加されます。
60分単位の算定ルール
60分の訪問リハビリでは、1,292単位(要介護3の場合)が目安となります。ただし、連続して2時間以上サービスを行う場合は減算規定が適用されるため、計画的な利用が重要です。
- 1,292単位 × 10.70円(3級地)= 13,824円
- 利用者負担(1割の場合):約1,382円
主な減算・注意点として、
- 同一建物の複数利用者の場合は減算
- 指示書や計画書が適切に管理されていない場合も減算
- 2時間ルールによる効率減算
点数や加算の最新情報は、必ず最新の点数表や事業者から確認することをおすすめします。
制度ごとの料金・負担額ガイド
点数に基づく料金表と計算方法
訪問リハビリは、介護保険を利用して自宅でリハビリテーションを受ける際の重要なサービスです。訪問リハビリの料金は、サービス内容や利用者の要介護度、利用時間ごとの「単位数」と「地域区分別単価」によって決定します。計算方法は「単位数×地域ごとの単価×自己負担割合」で行われます。
下記の表は、主な要介護度ごとの20分・40分・60分の基本単位数と、1割・2割・3割負担の目安金額です。
| 要介護度 | 20分 | 40分 | 60分 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
| 要支援1 | 293 | 585 | 877 | 約585円 | 約1,170円 | 約1,755円 |
| 要介護1 | 308 | 616 | 924 | 約616円 | 約1,232円 | 約1,848円 |
| 要介護3 | 325 | 650 | 975 | 約650円 | 約1,300円 | 約1,950円 |
自己負担額は、単位ごとの円単価を地域区分ごとにかけて計算してください。40分の訪問リハビリでは、要介護1の場合616単位×10円(1級地)=約6,160円(1割負担約616円)となります。
訪問リハビリ 介護保険 単位数表と1-3割負担シミュレーション
訪問リハビリの単位数は、訪問時間の長さや利用者の状態に応じて決まります。具体的な単位数や負担額を知ることで、月額の費用イメージが明確になります。
| 利用時間 | 基本単位数 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
| 20分 | 308 | 約308円 | 約616円 | 約924円 |
| 40分 | 616 | 約616円 | 約1,232円 | 約1,848円 |
| 60分 | 924 | 約924円 | 約1,848円 | 約2,772円 |
加算がある場合は、マネジメント加算(230単位/月)や地域連携加算などを上記計算に加えてください。負担割合は所得区分で異なるため、必ずご自身の負担割合をご確認ください。
料金の地域差と上限設定
訪問リハビリの料金は、全国一律ではなく、地域の物価や人件費を反映した「地域区分単価」によって異なります。たとえば、1単位あたりの金額は10.00円(1級地)~11.40円(5級地)と幅があります。
| 地域区分 | 1単位あたり金額 |
| 1級地 | 約10.00円 |
| 2級地 | 約10.45円 |
| 3級地 | 約10.90円 |
| 4級地 | 約11.15円 |
| 5級地 | 約11.40円 |
また、介護保険には毎月利用できる上限額(支給限度基準額)が定められており、この範囲内で訪問リハビリや他サービスを組み合わせて利用します。超過分は全額自己負担となるため、利用計画の段階でケアマネジャーと相談することが大切です。
点数と料金の特例
要支援1・2の方が訪問リハビリを利用する場合、算定できる単位数や加算の内容に特例が設けられています。要支援は要介護よりも利用回数や単位数が低く設定されています。
訪問 リハビリ 単位 要支援の特徴と比較
要支援1・2の訪問リハビリは、週1~2回程度の利用が一般的で、1回あたりの単位数は要介護に比べて少なめです。
- 要支援1:1回20分293単位、40分585単位
- 要支援2:1回20分297単位、40分594単位
要介護との違いは回数制限と加算の内容にあります。要支援の方はケアプランで利用回数や内容が細かく調整されるため、無駄なく効率よく利用できます。
訪問リハビリ 料金表 要支援対応版のポイント
要支援者向けの料金表では、基本単位数に加えて管理加算や計画書加算も考慮する必要があります。1割負担の場合、20分で約300円、40分で約600円前後となります。
| 区分 | 20分 | 40分 | 管理加算(月) |
| 要支援1 | 293 | 585 | 230 |
| 要支援2 | 297 | 594 | 230 |
負担額の目安や加算の有無、単価などを合わせて確認し、ご自身の負担額を把握しておくことが安心につながります。
訪問リハビリの加算項目と要件について
主な加算項目と単位数
訪問リハビリにおける加算は、サービスの質や専門性を高めるために設けられています。改定後の主な加算内容は以下の通りです。
| 加算名 | 単位数 | 主な要件 |
| リハビリテーションマネジメント加算 | 180~270単位/月 | 多職種協働、定期的な計画見直し |
| 退院時共同指導加算 | 600単位 | 連携指導の実施 |
| 移行支援加算 | 17単位 | 医療から介護への円滑な移行支援 |
| 認知症短期集中リハビリ加算 | 240単位/日 | 認知症利用者への集中的リハビリ |
| 口腔連携強化加算 | 50単位 | 歯科専門職等との連携 |
ポイント
- 単位数は利用者の負担額や事業所の収益に直結するため、最新の基準を確認しましょう。
- 加算取得には、計画書や指示書、連携記録の整備が必要です。
リハビリテーションマネジメント加算(180-270単位/月)の要件
リハビリテーションマネジメント加算は、リハビリ計画の専門性と継続的な質向上を目的としています。主な要件は以下の通りです。
- 利用者ごとにリハビリ計画書を作成し、月1回以上のカンファレンスを実施
- 多職種(医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等)が連携して協働
- 計画の評価や見直し内容を記録として保存
- 利用者や家族への説明と同意の取得
この加算は、書類不備や会議未実施の場合は算定できません。180単位(基本型)、270単位(強化型)の区分があり、強化型は多職種連携やICT活用など、追加要件を満たす必要があります。
退院時共同指導加算(600単位)と移行支援加算(17単位)
退院時共同指導加算は、医療から在宅へスムーズに移行するための加算です。主な要件・特徴は以下の通りです。
- 医療機関スタッフと訪問リハビリ事業所スタッフが共同で退院指導を行う
- 退院後14日以内に初回訪問を実施
- 指導内容の記録と関係機関への情報共有
移行支援加算は、医療から介護への切れ目ないサービス移行を支援した場合に算定されます。
- 医療機関からの情報提供を受け、介護サービス開始時に詳細な支援を行う
- 利用者の状態や支援内容を記録し、ケアマネジャーと連携する
両加算は、在宅復帰後の生活を支えるための連携強化が重要なポイントです。
新設加算の詳細:口腔連携強化加算・認知症短期集中リハビリ
今回の改定で新設された加算には「口腔連携強化加算」と「認知症短期集中リハビリテーション実施加算」があります。従来よりも多職種連携や生活機能維持への支援が重視されています。
- 口腔連携強化加算:歯科専門職と連携し、口腔機能の評価や対応を強化
- 認知症短期集中リハビリ:認知症利用者への集中的なリハビリ提供で、生活自立度の維持・向上を目指す
これらの加算は、対象利用者や事業所双方の満足度やアウトカム向上にもつながります。
認知症短期集中リハビリテーション実施加算(240単位/日)の条件
この加算は、認知症のある高齢者に対し、短期間で集中的なリハビリを提供し、認知機能や生活自立度の維持を支援するものです。
- 対象:認知症と診断され、要介護認定を受けている方
- 実施要件:
- 実施開始から3か月以内、最大12回まで算定可能
- 専門職による個別プログラムを作成し、1回40分以上のリハビリを実施
- 実施内容や効果を記録し、主治医やケアマネジャーと情報共有
利用者や家族への説明や同意も必須であり、記録が不十分な場合は算定できません。
口腔連携強化加算(50単位)の対象と算定方法
口腔連携強化加算は、口腔機能の維持・改善を図ることを目的に、歯科専門職と連携して実施されます。
- 対象:口腔機能低下が認められる利用者
- 算定方法:
- リハビリスタッフと歯科専門職が共同で評価・支援計画を策定
- 口腔ケアやリハビリを計画的に実施
- サービス提供記録や連携内容を文書化
1回ごとに50単位を算定でき、口腔機能の維持は全身の健康にも影響します。事業所は、連携体制と記録管理を徹底し加算取得を目指しましょう。
株式会社プラスアールは、理学療法士・作業療法士による訪問リハビリサービスを提供しております。ご自宅や施設へ直接お伺いし、移動が難しい方でも安心して専門的なリハビリを受けていただけます。株式会社プラスアールは、ご利用者様一人ひとりの状態や目標に寄り添い、無理のない最適なプログラムを提案いたします。また、ご家族や施設スタッフの方への助言や連携も大切にし、日常生活の質の向上を総合的に支援しています。さらに、より多くの方に質の高いリハビリを届けるため、ともに現場を支える理学療法士・作業療法士の採用にも力を入れており、専門性を活かしながら安心して働ける環境づくりを進めています。

| 株式会社プラスアール | |
|---|---|
| 住所 | 〒662-0866 兵庫県西宮市柳本町4−14 T TRAD CASA 1階 |
| 電話 | 0120-81-3907 |
会社概要
会社名・・・株式会社プラスアール
所在地・・・〒662-0866 兵庫県西宮市柳本町4−14 T TRAD CASA 1階
電話番号・・・0120-81-3907

